人間であれば大抵「少しでも健康かつ若くありたい」と願うだろう。
そんな気持ちを持つ人間の足元を見るかのようにサプリメントや化粧品、それに関するコンテンツが日々溢れている。
しかし、世の中には若さの維持とは逆を行く「老化促進剤」という劇物が存在するとしたらどうだろう。
老化とは新陳代謝のサイクルが遅くなり、細胞にエラーが出てくることでもある。
老化促進剤を使った人間は急に老けはじめる。
場合によっては謎の症状に悩まされたり、最近「日本人の2人に1人は・・・」なんて言われる病になる可能性も上がるだろう。
そんなもの誰も欲しがらない。需要なんかないだろ。と思うだろうか?
それはあくまで「自分で使うなら」という前提においてのみ有効な結論である。
「老化促進剤はいかに有効活用できるだろうか?」と考えてみれば、これほど便利なアイテムはないとわかる。
致死性の高い毒物ではダメで、老化を促進させるのは好都合というパターンがある。
サスペンスなどでは毒物での殺人が用いられるが、結末として殺人犯は必ず特定されてしまう。これはリアルな殺人事件でも同じだ。
しかし、老化が進んだ末の病気で死亡なら老化促進剤自体が問題とは断定し難い。
遅効性ゆえにさまざまな要因の中に紛れてしまうことができる。
いわゆる因果関係不明である。
これは医薬品としても使い勝手がよく、食品や化粧品に混ぜることもできる万能劇薬だ。
不老不死の研究は大昔からされていたそうだが、寿命を伸ばすためには「どうすれば寿命が縮むのか(老化を促進させられるか)」を考えることにもなる。
物事は陰陽である。
岸田氏、河野氏、どうすんのこれ?
— トータルニュースワールド (@TotalWorld1) 2024年4月17日
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