へのへのもへじ

偉そうに思う事を書くだけ

出会う場所を間違えると悲惨な結果になる

 

 

いわゆる「頂き女子」が刺されて死んだらしい。

まだ25歳だったらしいが、少し調べた感じゴリゴリに顔面加工した最先端アンドロイド系水商売成金みたいなツラをしていた。

とても人間みを感じないうえ、詐欺行為も含め被害者への共感はできなかった。

 

彼女の言い分もあるだろうが、表側に出ている話だけ聞けばどちらが被害者なのかという話もある。

 

筆者としてはそれよりも、恋心を餌に金を巻き上げられ、あげく殺人犯になった男性のほうにスポットを当てたい。

 

(実際この男性はどういう知り合い方をしたかは不明だが「下心でお金を積み上げるも振り向いて貰えない男性」という意味で話を続けていく)

 

 

出会うほどに求める結果と乖離していく人達

これはあらゆる出会いにおいて言えることだが、(主に男性の)恋愛において明確に避けるべき前提(関係性)がある。

 

それは、提供側(女性)と消費側(男性)という関係性である。

 

例えば

  • 女性店員と男性客
  • 女性アイドルと男性ファン

 

水商売気質の高い職業では恋愛感情を刺激する接客が多分に行われる。

 

日頃出会いのない男性はこういうトリックにまんまとハマり太客化していくが、このビジネス上での付き合いに男性が望む発展はない。(ごく稀にあるが超レアケースである)

 

 

つまり、出会い方を間違えると恋愛としての発展可能性は序盤から消え失せる。

男性がお店で知り合った女性と近づきたいなら違う関係性を創出して近づく必要があるのだ。

 

キャバ嬢を食いまくる男のルーティン

筆者には学生時代からの友人で「常にキープ(セフレ)を数人維持し、彼女は大体キャバ嬢」というモテ男がいた。

 

彼は飲みに行く時はキャバクラかガールズバーなのだが、そういう場所では一切女性への誘いなどはしない。

金を出し渋る客ではないが、見栄を張ってカッコつけることもしない。もちろん同伴などする気もない。

たまたま遊びにきたかのように適当に冗談を交えた世間話をして帰っていく。

 

そして、彼はキャバ嬢がプライベートで通うバーに行き「そのバーではお互いに客」という関係性の場合においてのみアプローチをするそうだ。

彼は夜の店やバーにもそれなりに詳しいので「キャバ嬢がよくいる店」なども大体知っているという。

キャバクラやガールズバーに飲みに行くのは、ただの偵察だという。業界は狭いから案外すぐ繋がるらしい。

 

現在頂き女子がホストに搾取されているように、彼はキャバ嬢から搾取する「頂き男子」であったことは間違いない。もう10年以上前の話だが。

 

そんな彼は口々に「風俗でヤる意味がわからん。なんでヤるために金払わなきゃならねーんだよ」と言っていたのが印象深い。

 

 

自分より支配力の強い相手に惹かれる構造

よくモテたくてバンドをやるという動機を聞いたことはないだろうか?

あれは、実現可能性はさておき意外と理にかなっている。

 

というのも、女性演者(アイドルや店員など)が男性ファンと付き合うことは少ないが、男性演者が女性ファンと付き合うことは以外に多いからだ。(芸人などで良く聞く)

 

提供している側の立場が強くなるというのは「その場を支配できる」という意味でも当然であり、提供側の男性というのは(その場においては)強者男性でもある。

 

故に女性ファンの好意を受けるも捨てるも自分次第なのだ。

 

しかし、女性が提供側に回ると、消費側の男性ファン=有象無象の弱者男性に見えてしまうのだ。

これはいくら金を積んでも変わらない。(だから金ヅルとしか見られず、冒頭のような事件が発生する)

 

さらに提供側の女性はより立場が強そうな「提供側の男性」を求めやすい。

つまり他の提供側にいる男性や、その業界や界隈を仕切ってる上位概念(経営者)などに惹かれる構造だ。

 

そんなのお前の勝手な想像だろ!と思われるかもしれないが、これは婚活女性における「男性に求める条件」から見ても明白だ。

女性はなにかと「常に自分より強い相手がいい、自分より弱そうなのは嫌」という気持ちがあるのだろう。

 

(もちろん無い人もいるが、そう言う人はすぐ買い手がつく)

 

 

だから、出会い方と関係性を間違えると大体悲惨な結果で終わる。

さらに言えば、出会いのない男性が簡単に女性と出会えそうなところはすべからくビジネスが前提ですでに関係性がガチガチに固定化されているのだ。

 

飲み屋もコンカフェもイベントも、何なら美容室や⚪︎⚪︎サロンみたいな場所さえも完全に落とし穴であり、前述したモテ男のような迂回ルートから攻められない場合はかなり厳しい。

 

 

男は提供側に回るべし

金払いの良い客で終わるくらいなら、その金で「どう提供側として関わるか」を実行した方がいい。

 

重要なのは「こいつは客だ」と認定されない関係性の築き方である。

 

女性に客やファンだと思われた時点で試合終了か、もうその手前にいる。

(繰り返すが、稀にそういう状況から交際し結婚するなんて話もあるが、レアケースである)