SNSのプロフィール欄といえば個人の詳細を求めた時に一番最初に見る所であろう。
シンプルなプロフィールもあれば、これでもかとアピールの限りを尽くしたプロフィールもある。
筆者の偏見と偏見で令和のクソキモプロフポイントを述べる。
そもそも今まではどんなプロフが要注意の対象になっていたか
- 好きな/要素を/で区切り/列挙/しまくる
- ✨謎に絵文字がいっぱい🌈🦊👁️✨
わかりやすいのは上記である。
好きな要素をスラッシュで区切りアピールしまくるのは結構昔から賛否両論があったように思う。
絵文字がたくさん並べられているのは主にスピリチュアル系の人たちに多い。
しかも絵文字を選ぶセンスが似通っており、少しパターンを知れば瞬時に「そっち系の人だ」とグルーピングできる。
昨今増殖する新種のアピール
- MBTIの型アピ(ENFP INFP ENFJ INFJなど)
- ワクチンの接種メーカーアピ(PPMMPMP)
一つ目はMBTIのタイプを書いて「私はこの型ですアピール」をする人である。
そもそもMBTIとは何か?というと。
MBTI(Myers–Briggs Type Indicator、マイヤーズ=ブリッグス・タイプ指標)は、狭義には、個人がどう世界を認識し、物事への決定を下すかについての心理学的な選好を示す、疑似科学的な自己申告型のアンケート[1][2][3]である。
性格診断みたいなモノで、一部のIT系インフルエンサーなどが取り上げてからその手の界隈で流行ったらしい。
しかも「それってあなたの感想ですよね?」で有名なあの人の界隈で流行っていたというのだから謎は深い。
というのもWikipediaの冒頭で「擬似科学的」と書かれているように、一見科学的分析のような雰囲気を纏っているがその信憑性について批判も多い代物だからである。
ちなみに疑似科学として批判の対象になるものは下記のようなものがある。
この手の性格診断は自分が「天才型」などとわかると自己肯定感が簡単に増すので人はハマりやすい。
特にIT系インフルエンサーの信者になりそうなイキリ陰キャが好むであろう理系的雰囲気をまとっているので余計に訴求力があるのだろう。
しかし、占い界隈がやってる四柱推命や算命学、西洋占星術でのタイプ別診断とやっている事や(それを信じる個人への)効果効能はほとんど同じであるといえる。
エビデンスだのなんだのとうるさい自称理系の巣窟で「疑似科学的」と冒頭で書かれるような性格診断でキャッキャして自尊心を高めているのだと思うと、とても面倒くさそうで冷ややかな視線を送るほかない。
次にワクチン接種メーカーの頭文字を書き連ねる行為だが、これは言わずもがなである。
💉MMPMMPM
たまに絵文字なんかもついてわかりやすくしてある。
こんなプロフの奴、仮に筆者が接種者であっても近づきたくない。
そもそも、こういうアピールをする個人は「注射を打っただけ」である。
個人の実績でもなんでもなければ、尊敬の対象にもならない。
とはいえ凡人の自慢やアピールっていうのは基本的に「やっただけ、行っただけ」が多い。
世界一周とかなら行っただけでも大変だろうが、やれ同じ映画を何十回見ただの、回数で愛を表現できると思っているような輩はすぐこういう事をアピールする。
視点を変えれば、自動車の初心者マークのように「私下手くそだから近寄らんといてね」というアピールともいえる。目印を自ら掲げてくれている分ありがたくもあるが。
逆にワク狂信者のクセにプロフや名前にこのアピールをしない人間は「隠れ狂信者」なので厄介ともいえよう。
ポジションを明確にしたほうが幸せになれる時代
彼らは是非これからもプロフィールにこれらの文言を入れて熱心にアピールするべきである。
地道な洗脳教育とメディアコントロールによってもう「どう頑張っても分かり合えない水準」まできてしまったのだ。
日本において「宗教観の違いによる争い」は海外のそれほどにはなり得なかったが、完全に分断可能なトピックをついに見つけられてしまった。
平和主義で争いたくない人に残されたことは、自分のポジションを明確にしてポジション外の人にはお引き取り頂くか、あるいはソッと立ち去るだけである。
今回筆者の偏見を書いたが、あなたの偏見はどうだろうか。